民主党・無所属の会さいたま市議団 が結成されました。

合流により、私たち市議団は数の上では自民党と並ぶ第一会派となり、これまで以上に議会運営に重い責任を持つ立場として、身の引き締まる思いです。
■さいたま市議会の会派構成(2008年6月時点)
※正副議長は自民党・公明党から会派離脱中
今回、私たちの主張も入れた議会改革の一環として、正副議長及び各委員長候補の所信表明制度導入や予算委員会常設化を含む委員会の再編が行なわれました。また、6月定例会冒頭には、平成22年度を目途とする議会基本条例制定に向けた強い決意を示す決議が可決されました。
そして、最終日には、政治倫理特別委員会での6年越しの継続課題であった、刑事事件などで逮捕・拘留された議員の報酬などの支給の一時差し止め条例も全会一致で成立しています。
9月定例会においては、やはり前議会からの懸案事項であった議員定数問題についての一定の結論も示される予定です(なお、民主党・無所属の会では、定数4減を主張しています)。
今、議会改革は加速しています。
「寄付による投票条例」は、海外も含む市の内外から特定事業を応援するための寄付を募り、これにより市政参画の機会拡大と新たな歳入確保を図る制度です。私たちは改選前の旧民主党市議団時代よりその制定を求めてきました(れぽーとVOL 17参照)。
ところで、さいたま市は、この6月より『ふるさと応援』寄付制度として、市総合振興計画の7分野・53事業から指定する制度を導入しました。
(http://www.city.saitama.jp/www/contents/1209122446264/index.html)
「ふるさと納税」制度へのいち早い対応という点では一定の評価はできますが、本格的には、選択メニューの精査や既存基金の統合も含めた条例化が必要と考えます。今後とも会派として、本格条例の制度に向けて働きかけていきます。
(文責・高柳俊哉)

<後列左より>阪本克己 ・高野秀樹 ・高木真理 ・細川邦子
添野ふみ子 ・池田麻里 ・熊谷裕人 ・三神尊志